【映画感想】ロゼッタ

リュック・ダルデンヌ、ジャン=ピエール・ダルデンヌ監督、1999年ベルギー・フランス映画。

エミリー・ドゥケンヌ主演。


アルコール中毒の母を抱えながら、職を得ようと努力し続ける少女の日々を描いたドラマ。


少女に密着し続けるセミドキュメンタリーのような映像はリズミカルで引き込まれます。

淡々と作業を繰り返し、走り回り、生きている。

そしてその全てから、怒りがにじみ出ているのが伝わってくる。

起伏があるわけではないけど、映像的に物凄くインパクトのある作品でした。

真っ当な職、というものに対する拘りは、異常といってもいいレベルです。

それを得るためには手段を選ばないというのは、真っ当な生き方とは思えなくて、彼女が拘っていたのは母親に対するアンチテーゼとしての職、というものなのではないか、という気がします。

友人を裏切ってまで手に入れた職をを自ら手放すというのは、その拘りから解放されたという解釈ができそうだし、ラストで初めて笑顔らしきものを見せるのはその象徴のようにも思えるけど、その変化が唐突過ぎてドラマとしては消化不良に思えます。

まあ、彼女の内面を説明しないことでこの映画のテンポが生み出されてると思うので、仕方ないんだけど。
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【映画感想】孤独のススメ

ディーデリク・エビンゲ監督、2013年オランダ映画。

トン・カス主演。


毎日同じことを繰り返すだけの孤独な老人が、言葉も話さない謎の男と同居することで変わっていく姿を描いたドラマ。


感動のドラマ、なのかもしれないけど、いまいちピンときませんでしたね。

隣人のカメラマンのキャラが良かったです。

結局痴話げんかだったわけか。

奥さんと偶然出会うというのは、都合良すぎるでしょう。

コンビの芸人として活動する心理は全く分からないかも。

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【映画感想】エリジウム

ニール・ブロムカンプ監督、2013年アメリカ映画。

マット・デーモン主演。


荒廃した地球で放射線を浴び余命数日となったマット・デイモンが、万能の治療器具が存在する富裕層たちのスペースコロニー「エリジウム」にわたる方法を模索する中でエリジウムの権力を巡る陰謀に巻き込まれる、というSF映画。


実写版『メガロボクス』という感じの強化外骨格がカッコイイ。

入力端子直付けというサイバーパンク感もたまらないし、エリジウムの街並みのいかにもな作り物っぷりも魅力的。

道具立てはそろっているのに、いまいち盛り上がらなかったのが残念です。

まず、ヒロインの話への関わり方が唐突だし、あいまいだし、必然性に欠けてて、納得感皆無。

クルーガーが母娘を連れていく意味が分からないし。

せめて人質として連れていかれるくらいの関係性を描写してほしいです。

マット・デイモンが元天才犯罪者って設定だったんだけど、その後の展開にほぼ絡んでこなくてガッカリ。

治療装置は顔面が吹っ飛ばされたクルーガーまで復活させてるのに、データのダウンロードに伴う死からは復活できないって、どういうシステムなのか。

宇宙船がいきなりコロニー内部に侵入してるんだけど、どこから入港したのか謎過ぎる。

酸素が地表周辺にとどまり続ける謎テクノロジーが存在していて、コロニーに外殻が必要ない作りになってるのかと思ったくらいです。

何にせよ、入港手段を持ってる不法移民が明白な問題として存在しているのに、対策ザルすぎ。

多分「憲法9条」があるから大丈夫、という人たちなんでしょう。

彼らの存在感が希薄なために、ジョディ・フォスターの男前っぷりが際立ってます。

ユートピアの拡大という結末だけど、すぐにリソースが足りなくなって破綻しそうです。

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【映画感想】遊星からの物体X

ジョン・カーペンター監督、1982年アメリカ映画。

カート・ラッセル主演。


南極基地を舞台に、未知の生命体に脅かされる隊員たちの恐怖を描いたSF映画。


今となってはやりつくされてる感もある設定だけど、今見ても迫力満点。

犬の顔がパカッとなるやつとか、人間の首が走って逃げるやつとか、「カールビンソン」のジョンくんだ、って懐かしくなります。

この手のクリーチャーって、最近の作品だってチャチく見えるものがあるのに、十分怖く感じさせるって凄いです。

血液で正体を判別するシーンの緊迫感、反応した瞬間飛び上がりそうになるくらいビビったし。

ラストはちょっとあっさりしていた気もします。

もう少しベタに、生存フラグを見せてもいいのに。

邦題が秀逸です。

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【映画感想】クリスティーン

ジョン・カーペンター監督、1983年アメリカ映画。

ジョン・ストックウェル主演。


呪いの車「クリスティーン」に取りつかれた友人を助けるために戦う、というホラー映画。


クリスティーンによる復讐の場面は迫力あります。

隙間に、車体を削りながらねじ込んでいって相手を押し潰すのが怖い。

自動車としての機構を自動で動かせたりへこんだ車体を元に戻したりするのはともかく、割れて飛び散ったガラスを復元させるのはちょっと能力的に別物な感じ。

「スタンド」チックですね。

アーニーがリーと付き合ってることがこの作品で一番の不条理。

クリスティーンの能力で彼女を操ってるわけでもないし、どこが良かったんでしょうか。

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